デコパージュ

デコパージュに関しての説明です。

デコパージュはフランス語で切り抜くという意味があります。
イタリア べネチアの家具職人が日本の漆を参考に作ったことが 始まりだといわれています。

今日のデコパージュは、木工品、ガラス、陶器、卵、プラスティック、 あらゆるものにアートプリント、ポスター、ラッピングペーパーなどの絵柄を切り抜き、 貼り、それに適した上塗液を塗り重ねて仕上げています。




工芸品やリサイクル品にいたるまで、私たちの生活に限りない夢と潤いを与えてくれます。 中でも、ガラス、木工品、卵は、私たちにとって、デコパージュする素材として魅力ある 素材で、3つのパートに分けて作品を観ていただきたいと思います。




<ガラス> 素材としてのガラスは、生活の中にたくさんあります。
様々な形のガラスに透明水彩で色を吹き付け、自由な発想で花や果物、風景等の絵柄を 切り抜いて貼り、装飾すると、繊細な透光性の効果の中にアールヌーボーのガレ、 ドーム兄弟の作品の雰囲気を楽しめます。




製作品としては、

ぶどうのワイングラス

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<木工品> イタリアべネチアの家具職人が始めたものとされ、今日ではヨーロッパからアメリカに渡り、各種の上塗液が開発され、ホビークラフトとして楽しまれています。 生活の中で使われる木工品にバラや天使、果物などをアレンジして貼り、上塗液を塗って磨いて仕上げます。夢と潤いを与えてくれるウッドグッズが出現します。




製作品としては、
キャビネット バラと天使
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<エッグ> 帝政ロシア ロマノフ王朝のニコライ2世および、皇族達はキリストの復活を祝う イースターの日にエッグに様々な装飾を施した贈り物を交換していました。皇族達のために宝石商であるピーターカール・ファブリジェの工房で作られたイースターエッグ50個には、様々な宝石とエナメルが施され、精工なしかけがしてありました。 しかし、ロシア革命後、すべて海外に流出してしまいました。 イースターエッグと私の出会いは、ニューヨークのフォーブスマガジンギャラリーで 数個のイースターエッグを見たことがきっかけで、そのアンティークな美しさに魅せられて作り始めました。





私のエッグはアメリカで広まったポピークラフトとしてのエッグアートとデコパージュの技法をミックスしたもので、エッグにデコパージュの陶磁器のような光沢が花の絵柄とラインストーンの煌きに輝いて、鳥やガラスの靴、花たちがエッグの中で憩います。




製作品としては、
スズランの宝石入
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